文化薫る 海浜都市へ
浦安市議会 議長 西川(さいかわ)よしずみ
あけましておめでとうございます。平成30年、皆様はどのようにお迎えになりましたでしょうか。
ハードからソフトへ
「わが国のたちなほり来し年々にあけぼのすぎの木はのびにけり」昭和62年の歌会始での昭和天皇の御製です。戦後、見渡す限りの焼け野原から復興を遂げたその歩みに思いを馳せられて詠まれたのだと思います。
わが国の発展もさることながら、本市も目覚ましい発展を遂げてきました。ハード面では充実したまちとなりましたが、より豊かなまちにしていくためには、三社祭りや漁村としての歴史から生まれた文化など、既存の文化を再度見つめ直しながら、浦安ならではのまちづくりが必要です。
文化行政が市長部局に
先の定例会において教育委員会が所管していた「文化」に関わる事項が市長部局に移管されました。主に文化行政の企画・立案を市長がまちづくりの一環として担うことになります。内田市長が今後どのような文化行政をしていくのか期待しているところですが、私としては文化・芸術振興のほか「スポーツを活かしたまちづくり」を推進させるため、スポーツ関連部署の移管も提案しています。
スポーツをまちづくりに
スポーツは「する人」、「観る人」、「支える(育てる)人」と多くの人が関わることが出来ます。市民の皆さんに健康で元気に過ごして頂くためにもスポーツは力を発揮します。年末から年始にかけてスポーツ番組で感動された方も多かったことと思います。おかげさまで本市には充実したスポーツ施設が数多くあります。ハード面では整備が進んでいますので、これらを活用し、よりまちの魅力を高めていくこともこれからは必要です。
共生社会の実現
市長は東京オリンピック・パラリンピックにおいて、特にパラリンピックのキャンプ地誘致に力を入れています。パラリンピックのキャンプ地を誘致するということは、施設のユニバーサルデザイン化を進めていかなければなりません。パラリンピックの支援をすることでハード・ソフト両面での共生社会の実現、これをレガシーにしたいとの考えがあり、大変共感できます。議会としてもバックアップして参ります。
本年も市民の皆様にとって素晴らしい一年となりますように、また本市がさらなる発展を遂げるよう、引き続き邁進して参ります。
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