浦安D-ロックス(以下、浦安)は2月8日、NTTジャパンラグビーリーグワン第7節で三重ホンダヒート(以下、三重)と激突。31対26で競り勝った。

会場は秩父宮ラグビー場。試合開始早々、浦安は正確で力強いトライで先制。その瞬間、約1万3000人が詰めかけた「日本ラグビーの聖地」は歓声で揺れた。さらに、浦安は17分に2本目、32分に3本目のトライを決めるなど、面白いようにチャンスが生まれる。守備面でも全員が主役となる活躍を見せ、21対5と大幅なリードで前半を終える。
後半開始後、両チームとも1トライずつ取り合って26対12に。20分には、浦安はボールを受け取ると60メートル独走を決めて31対12とし、リードを19点に広げる。三重も逆転を狙って攻めの体制を強め、トライなどを決めて31対26と5点差まで追い上げる。しかし、浦安はなんとか逃げ切り、試合終了となった。
浦安はディビジョン1昇格後の7戦目で初勝利をつかむことができた。ある選手は「ロッカールームではみんなほっとしてうれしそうでした。初勝利ですから。2勝目、3勝目も狙っていこうと話しました」と語った。
今試合終了時点で1勝6敗12位の浦安。勝ちを重ね、さらなる上位を期待したい。