「インクルーシブ教育」を考える
みなさんこんにちは、毎田潤子です。
近年注目されている「インクルーシブ教育」。インクルーシブとは、それぞれの人が持つ多様な要素や属性の違いをお互いに認めあい、共生していくことを指す言葉です。
インクルーシブ教育というと、「障害のある子どもとない子ども、皆が一緒の場で学ぶこと」というステレオタイプなイメージを持たれることや、特別支援教育はインクルーシブ教育に逆行していると、対立構図で語られることも少なくありません。
「皆が同じ場所で学べるように」という理念は素晴らしいですが、単に障害のある児童を通常学級の授業に参加させただけでは充分に活躍できないのは明らかです。「障害の有無にかかわらず皆が共に学べる場」の実現には、教育ニーズの多様性を包含する学びの環境と教科過程が必須です。
文科省は特別支援教育を「インクルーシブ教育の基礎を作る不可欠な要素」であると捉えています。障害のある児童それぞれのニーズに的確に応えるための特別支援教育を発展させつつ、できるだけ誰もが同じ場所で学べるようにすべき、という方針を掲げています。
そして現在浦安市では、令和9年度の開校を目指して、明海南小学校・明海中学校との「併設型」とした県立特別支援学校の誘致が予定されています。
通常級との併設型は全国的にも類を見ない、まさに「インクルーシブ教育」の先端を行く新しい形の特別支援学校になるでしょう。
すべての子どもたちが、地元浦安の地域の中で適切な教育を受けられる環境作りのために。これからも全力で取り組んでまいります。
プロフィール
高洲1丁目在住。
浦安市議会議員三期目・浦安市少年野球連盟会長・浦安市ソフトボール協会相談役。明治大学公共政策大学院修了
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