第27回浦安市民まつりが4月26、27日、浦安公園や境川周辺で開催された。さわやかな休日、市民たちは多彩な催しを楽しんだ。
◇特設ステージ


会場の特設ステージでは合唱、ダンス、民謡、フラメンコなど様々な公演が行われた。
26日午後、明海よさこい連が登場。粋な衣装を身にまとった踊り子たちが元気はつらつ、演舞を披露した。ステージの後方では大旗が舞う。旗に記された「舞だ!」の大きな文字が風に揺れた。また、子どもたちもいっしょに踊り、大いに盛り上がった。
代表の金子祐司さんは「浦安三社例大祭をテーマにした演舞を市民まつりでお披露目できてよかった」と笑顔で語った。
◇出店コーナー
会場にはたまごフライやべか焼きそば、焼き蛤などの出店が並んだ。
その一角でウクライナ支援物産展も行われた。浦安にもウクライナの家族が戦火を逃れて避難して暮らしている。ウクライナの女性らが豊かな大地で育まれたワインを販売した。
二人連れの男性は「おいしい。ウクライナの人たちを応援したい」と話した。
◇乗船体験

境川では乗船体験が行われた。市民たちがべか舟や伝馬船、Eボート、カヌーに乗って楽しんだ。
若い母親は「朝一番に並んで乗船できました。すごく気持ちがよかった」と笑顔で話す。幼い女の子も「楽しかった」と喜んでいた。
境川沿いでは堀江みなみ會青年部が出店した。ワインを注文すると、コップからあふれんばかりに注がれ、独特の掛け声が響く。市民は川風に吹かれながら、ワインを味わっていた。