三番瀬をより身近に
先日、既にオープンしている三番瀬環境観察館と一体の海岸親水施設として、東京湾の眺望を直接楽しめる展望デッキと、三番瀬の水辺を身近に観察できる階段状の親水護岸が完成。8月28日(日)には施設の完成を記念して、オープニングセレモニーと階段状親水護岸の内覧会、あわせてプレイベントとして、観察館主催の「干潟で夏の海を体験しよう」が開催されました。新型コロナウイルス感染症の影響で応募は限定されていたものの、参加された皆さんは思い思いに三番瀬の風景を満喫されていました。
これまで、護岸を越えることは正式には出来ませんでした。現時点でも階段護岸に立ち入ることができるのは自然観察および環境学習など、環境の保全を目的として行う市や学校、市民団体が主催する事業に限られますが、当該施設の整備が将来のさらなる開放に向けた一石となると期待しているところです。
舞浜ビーチ
現在、千鳥地区では海釣り公園整備に向けた準備が進められていますが、海釣り公園が整備される予定の三角水面(クリーンセンターと東京ディズニーシーに挟まれた海域)の最奥部には干潮時、砂浜が現れ、関係者の間では「舞浜ビーチ」とも言われています。その周辺では潮が引くとテトラポッドの間などに三番瀬とはまた違った生物に出会うことが出来ます。現在、立ち入りは清掃時にのみ認められていますが、ちょうど運動公園とも隣接しており、海釣り公園とあわせて一体的に整備できないか、身近に親しめる場とすることが出来ないか、調査研究しています。
三番瀬や舞浜ビーチほか、将来は大手を振って直接水に触れられる場となるよう、環境整備に積極的に取り組んで参ります。
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