浦安市で「パートナーシップ制度」が実施されます
こんにちは、毎田潤子です。
皆さんは「パートナーシップ制度」をご存知でしょうか?
パートナーシップ制度とは、自治体が同性のカップルを「婚姻に相当する関係」と認め、お互いをパートナーと定義する制度のことです。同性カップルの関係を公的に認め、行政や企業で夫婦と同等の対応をできるようにするもので、2015年に渋谷区と世田谷区を皮切りに始まったこの制度は、現在では全国で34の自治体に広がっています。
この「パートナーシップ制度」が、いよいよ今年度中に浦安市でも実施されることになりました。
LGBT(性的少数者)のカップルの場合、たとえ何十年連れ添った相手であっても配偶者にはなれず、ただの友人とみなされてしまいます。賃貸住宅で契約を拒否されたり、病院でも家族として扱われず、危篤の際に病室に入れない、また葬儀に親族として参列できないなど、暮らしの中の様々な大切な場面で壁にぶつかってきたのです。
この制度は今のところ婚姻ほどの法的拘束力はありませんので、すべての課題を解決することはできませんが、LGBTの方々の暮らしにくさを解消していくひとつのきっかけにはなるはずです。市民の皆さんにも、LGBTはごく身近な存在であることを知っていただき、偏見や差別をなくし個性や多様性を認め合う社会の実現のため、今後も全市的に取り組んでいけたら良いなと思います。
依然として新型コロナウイルスの猛威が続いています。不要不急の外出を控え、こまめな手洗いやうがい・咳エチケット等、感染症対策を徹底しましょう。
プロフィール
高洲1丁目在住。
浦安市議会議員三期目・浦安市少年野球連盟会長・浦安市ソフトボール協会相談役。明治大学公共政策大学院修了
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