行政

内田市長が再選を果たす 新型コロナ禍の中、異例の選挙戦を制す

 内田悦嗣市長(56)が3月21日の浦安市長選で再選された。14日に告示された選挙で内田氏は「浦安に住む人、訪れた人すべてがうらやす大好きといえる街を作る」と訴え、多くの支持を集めた。

ダルマに目を入れる内田氏

 21日午後9時から、舞浜のバルドラール浦安アリーナ(市総合体育館)で行われた開票は順調に進んだ。午後10時半すぎ大勢が明らかになり、堀江の内田候補の選挙事務所に「当選確実」の吉報が届いた。新型コロナ感染防止から、内田氏は支持者と声を出さない万歳を行って、2期目当選を祝った。

 内田氏は「多くの人に支えられて2期目を迎えられることになり感無量だ。まずワクチン接種を進める。昨年策定された総合計画を進め、笑顔が輝く浦安を作る。足元から浦安を再構築して、浦安再編を進める」とあいさつした。

 感染防止から勝利報告は簡素化されたが、お祝いのタイが支持者から届けられるなど、事務所内は祝勝ムードであふれた。

 内田氏は22日午後、市役所で宮下喜久子選管委員長から当選証書を受け取り、26日に市長2期目の初登庁をした。

 任期満了に伴う市長選には現市長の内田氏と、前の市長だった松崎秀樹氏(71)の無所属2人が立候補した。少子高齢化と新型コロナ禍での街づくりをどう進めるかが争点となった。新型コロナ感染に配慮して大がかりな出陣式を行わないなど、異例の選挙戦だった。

 内田氏は安全安心な市民生活の確保と、1期目から取り組む市事業再構築を進めた浦安再編を行うことを訴え、自民、公明、維新の推薦もあって支持を広げた。松崎氏は子育て、福祉政策の重視を訴えたが及ばなかった。

 投票率は45.74パーセントで、4年前の45.20パーセントからわずかに上がった。

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