浦安市は8月1日、大規模な災害に備え、「災害コールセンター」を沖縄県に設置した。平成23年に起きた東日本大震災から学んだ教訓をいかすものだ。
この災害コールセンターは原則として災害対策本部の設置に合わせて運用する。同時被災回避の観点から遠隔地の沖縄を選んだという。
市民の安全・安心に向け、発生直後は避難所、交通規制、被害状況などの情報を提供する。数日後からは応急・復旧情報としてライフライン、交通機関などの状況を知らせる。担当者は「有事のさいはオペレーターを増やし、市民の問い合わせに対応する」と説明している。
提供できる情報は
- 【発生直後】 避難所▽交通規制▽被害状況▽二次被害防止▽医療・救護所など
- 【応急・復旧時】 生活必需品▽電気▽ガス▽上下水道▽交通機関▽仮設住宅▽ごみ処理▽各種相談窓口など
電話は0120・723・242(フリーダイヤル)。運用は災害時のみとなる。