『新版 新しい世界史の授業』―生徒とともに深める歴史学習―が6月に発刊された。これは1992年に発刊された『新しい日本史の授業』『新しい世界史の授業』の新版として刊行されたものだ。
学館浦安高教諭で、県高校教育研究会歴史部会に属している小橋正敏教諭も関わって、一章目に「サッカーから見る世界史―世界史の扉・日常生活に見る世界史」を執筆 している。
小橋教諭は、学館浦安高に着任早々、サッカー部の顧問を担当していた。その縁で生徒たちに身近なサッカーという題材から世界史を学びながら、現代社会とサッカーとの関わりについて考える内容になっている。
学習指導要領に従って教育課程も変わるので、文科省通達で10年に1回見直しして改訂版を出しているが、今回は9回目になる。 世の中の変化に伴って改訂版が出されているが、最近では「AI」の登場で大きく改訂された。 また、将来、授業は英語で行われる方向で、都立高校では既に実験的に英語で授業が行われている。山川出版社・英語版は8月末に刊行予定。