楽しかった夏休みも残りわずかとなった8月24日、浦安市中央公民館では、浦安青年会議所による体験イベント「MAGUROでGO!~親子で楽しむ寿司教室~」が開催された。
人間の基本である “食” について、なじみのある魚を題材に、普段どのような過程を経て自分たちの口へ届くのかなどを考え、食に興味を持つきっかけにと、工夫を凝らした内容のイベントとなっており、50組以上の応募者の中から選ばれた親子が参加した。また市内から “魚のプロ” を招き、鮮やかな手さばきも披露された。
まず現れたのが、奄美大島でとれた約41kgの本マグロ。目の前で豪快にさばかれていく大きなマグロに、一同くぎ付け! 子どもたちはスプーンを使って、中落ちの部分を興味深く味わった。
次は親子でアジをさばく作業に。この日のために練習をしたという青年会議所のメンバーも加わり、熱のこもった指導が行われた。
近年の核家族化や都市化が進む社会の中で、慣れない作業に親子で力を合わせて取り込む姿は、新鮮でもあり、古き良き懐かしい親子の風景だ。