教育

うらやすの人(29): ベイカー茉秋、育ての親 竹内 徹さん

本番2ヵ月前から直接指導
得意技のキレを戻す練習で金メダル取り

 8月のリオデジャネイロ五輪で柔道日本復活を印象付けた日本チームの大活躍。
 なかでも、日本勢初の90キロ級金メダリストに輝いたベイカー茉秋選手(21)=東海大=を東海大浦安高時代、育て上げたのが柔道部監督(当時)で、現部長の竹内徹さん(57)

竹内 徹 さん

金メダリスト、ベイカー茉秋選手の育ての親、竹内さん

 「(決勝が行われる)3日前に、リオ入りし、練習会場で直前、茉秋を見て “緊張感とリラックス” のバランスがとれていたので、”金メダル、いける” と確信した」
 同校武道館での柔道部員指導の合間のインタビュー。4月下旬の日本代表選出からリオ本番まで “金メダル取り” の秘話を話してくれた。

 代表に選ばれた茉秋選手から竹内さんに久しぶりに電話があった。「(リオ五輪で)メダルを取るには何か足りないものがあるんです」と危機感を訴えた。福岡での最終選考会決勝で負けたが国際大会の実績で代表に選ばれたのを会場で見ていた竹内さん。
 「研究され、技の威力がなく、巧く相手を攻められなかった」点が指導のポイントになると見抜いた。
 本番まで2カ月足らず。井上康生監督の許可をもらい、5月のGW全日本合宿(東京・北区)に連日、浦安から車で指導に駆けつけた。「高校時代の得意技、大内刈りの原点に戻ったほうがいい」と、技のキレを取り戻す練習を繰り返させたという。指導はその後、神奈川・平塚の大学までも週に1~2回、車で2時間かけて行った。
 それだけに、カリオカアリーナでの決勝でみごと優勝した教え子から「竹内先生のおかげです」といわれ、すなおに光栄だと喜んだ。

 高校時代に高校選手権・金鷲旗、インターハイの3冠を獲得した茉秋の大器ぶりは見抜いていた。「今回の金メダルにも本人は満足していないはず。レジェンドになりたいといっていたので、東京五輪をもちろん目指すだろう。技術・体力もピークでなく伸びる段階」と指摘。
 そのうえで、「周りが大騒ぎするだろうが、平常心を保ってほしい。そして、チャレンジの気持ちをどこまで強く持てるかが今後の成長のカギ」とエールを送る。

広告画像

関連記事

  1. 浦安在住ジャズ演奏家 外山喜雄さん率いるデキシーセインツが復活! 新浦安「浦安レビュー」でライブ再開 浦安在住ジャズ演奏家 外山喜雄さん率いるデキシーセインツが復活!…
  2. 柔道県中学新人大会 東海大浦安、団体と個人6階級優勝の快挙 柔道県中学新人大会 東海大浦安、団体と個人6階級優勝の快挙
  3. 県高校新人大会卓球 男子2年連続9度目の優勝 東京学館浦安 県高校新人大会卓球 男子2年連続9度目の優勝 東京学館浦安
  4. ライオンズクエストワークショップ 笑顔あふれるクラスを 小・中学校の教師ら約30人参加 ライオンズクエストワークショップ 笑顔あふれるクラスを 小・中学…
  5. チーム創設2期目のシーズン 57対12で九州に大勝浦安 D-ロックス チーム創設2期目のシーズン 57対12で九州に大勝浦安 D-ロッ…
  6. うらやすの人(20): 演歌歌手・琴けい子さん うらやすの人(20): 演歌歌手・琴けい子さん
  7. 東京オリンピック・ パラリンピック 育成選手指定証授与式 東京オリンピック・ パラリンピック 育成選手指定証授与式
  8. ウルフ・アロン選手がパリ五輪内定 東海大浦安高出身 東京五輪金メダリスト ウルフ・アロン選手がパリ五輪内定 東海大浦安高出身 東京五輪金メ…

新着記事

  1. 「市民の新聞 うらやす情報」4月10日号休刊のお知らせ
  2. 新浦安駅前広場を文化芸術の発信地に 華やかにイルミネーション点灯式
  3. 年頭のご挨拶 浦安市長 内田悦嗣「未来につながるまちづくりを進めていく」
  4. 年頭のご挨拶 浦安市議会議長 柳 毅一郎 「市民に開かれた市議会を目指して」
  5. オリンピック・パラリンピック等 育成選手指定証授与式

田中屋海苔店
さくら保育園
浦安ふじみクリニック

江戸前佃煮 株式会社西金
JAFS関東~JAFSの東京事務所がスタート

PAGE TOP