ブリオベッカ浦安(以下、浦安)は7月30日、関東サッカーリーグ2022後期第3節で東京23FCと対決し、2対5で惜敗した。
会場の江戸川区陸上競技場には、約1300人の観客が集まり盛り上がりを見せる中、午後5時30分に試合開始となる。
キックオフ直後、浦安はゴール目がけてシュートするが、相手ゴールキーパーに阻まれる。その後も、浦安はボールを支配するが、なかなかゴール前に運ぶことができない。そんな中、相手選手が飛び出してボールを奪い、一気にシュートを決められる。同じようなミスから前半30分で3失点してしまうが、35分には久々に得たコーナーキックから林容平が待望のシュートを決め1対3で前半を終える。
反撃の狼煙を上げたい浦安だが、後半開始30秒にまたしても失点し、1対4と突き放される。後半25分にも得点を許し、1対5と点差が広がってしまう。浦安は選手交代などで対処するが、容易にチャンスをものにすることができない。
後半のアディショナルタイムには、左からのクロスに合わせた林から、伊川拓が角度の変わったボールに足を出してゴールにねじ込み1点を返すが、試合終了となり2対5で敗戦となった。
10人を超える選手が新型コロナウイルスに感染し、2試合を延期せざるを得なかった浦安。そのため、今回の試合ではスターティングメンバーが従来の形から少し違った布陣となった。コロナ休業前も含め、7月は勝利のない3敗を喫し、2得点9失点となった。
都並敏史監督は、「立ち上がりは悪くなかったが、突破力のある相手選手に手を焼き、守備が崩壊した感がある。コロナ罹患などがあり、選手のマッチングがうまくいかなかったことも敗因の一つだ。この状態から立て直していき、より良いチームにしていくので引き続き応援をよろしくお願いします」と語った。