浦安D-ロックス(以下、浦安)は5月18、24日、「NTTジャパンラグビーリーグワン2023―24」ディビジョン1/2の入れ替え戦で花園近鉄ライナーズ(以下、花園)と激突。第1戦は21対12、第2戦は35対30で2戦とも制し、悲願のディビジョン1昇格を果たした。
初戦、浦安は試合開始直後にペナルティーを4連続取られるが、相手の強力攻撃を再三止めてゴールを死守。先制トライは奪われたが、チャンスを逃さずトライを決める。
しかし、浦安はペナルティーも多くなり、逆点トライを決められ、7対12で前半を折り返す。後半は同点のトライに成功。その後も、トライを決め21対12で試合終了。初戦を勝利した。
最終決戦の第2戦。引き分け以上で今季目標のディビジョン1昇格を果たすことができる。
前半早々、相手にボールを奪われ、トライを決められる。浦安も反撃をしかけ、徐々に点数を重ね、8対13と花園5点リードで前半を終える。
後半、昇格のためには引き分け以上にする必要がある。攻防戦が繰り広げられるが、前半は11対23とリードを許す。
しかし、ペナルティーゴールを決めるなど次第に優位となり、25対23と今試合初のリードを奪う。その後も相手を突き放し、35対30で試合終了。昨季の入れ替え戦敗北の雪辱を果たした。
アッカーマンヘッドコーチは「今回の勝利はチーム全体の勝利。チームが出してくれた成果と努力を誇りに思う」とうれしさをにじませた。