明けましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、穏やかに初春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。令和5年の年頭にあたり、市議会を代表いたしまして、新年のご挨拶を申し上げます。
昨年を振り返ってみますと、未だ終息の見通しが立たない新型コロナウイルス感染症の脅威が続いています。さらに、先行きが不透明な社会情勢の中、急激な円安や物価の高騰など私たちの生活に大きな影響が及ぶ一年となりました。
また、世界中に大きな動揺を与え続けているロシアによるウクライナ侵攻は、国際安全秩序の乱れとともに、多くの日本国民・市民にも深刻な不安を与え続けており、改めて『平和』の尊さや大切さ、その重要性を考えさせられております。
そのような中、我々地方議員として感じますことは、引き続き誰もが住み慣れた地域でその人らしく安心して暮らしていくためには、これまで以上の地域での支えあい、助け合いを推進していくことです。加えてお互いを思いやる相互理解が、何よりも重要だということであります。
引き続き、我々市議会に与えられた権能を最大限に発揮し、議員一同が思い描く『平和な浦安』の街づくりに邁進してまいります。
さて、現在私ども市議会は、昨年3月に制定しました議会基本条例を軸に、これまで以上に市民の皆様に寄り添った、身近でわかりやすい市議会を目指して取り組んでいるところです。
その中でも本年は、議員の議会活動の花形とも言える一般質問におきまして、市長や執行部からの『反問・反論権』の導入に取り組んでいく予定です。議会での論戦というものが、より緊張感を持ったものとなり、市民の皆様により関心を持っていただけるものと期待しております。
市民の皆様におかれましては、議場へお越しいただくほか、インターネットでの中継も行っておりますので、ぜひ市議会を傍聴して、少しでも関心を持っていただけたらと考えております。
本年は統一地方選挙の年であり、私たち議員の任期もあと少しとなりました。多くの市民の皆様がこれまで以上に浦安市に愛着を持ち、『浦安に生まれてよかった』『浦安に住み続けてよかった』と実感していただけるよう、議員一同全力で活動してまいりますので、本年も引き続き市議会の活動への変わらぬご理解、ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
結びに、新しく迎えられた本年が皆様にとりまして希望に満ちた実りある年となりますよう、心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。