明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
昨年は、ワクチン接種センターの開設や、抗原検査キットの市内小・中学校への配布など、新型コロナウイルスの感染症対策を中心としながら、未来に向けて必要不可欠となる施策・事業を見極め展開してまいりました。
このような中で、県内では初の認知症とともに、生きる基本条例や、まちづくりの骨格となるまちづくり基本条例や行政基本条例などを制定し、「共創」のまちづくりをスタートいたしました。
本年も、第1次実施計画(修正版)に基づき、政策公約に掲げた事業や懸案・課題の解決に向けた事業を積極的に展開してまいります。念願でありました県立特別支援学校の誘致については、県から令和9年度に明海南小学校および明海中学校の空き教室を活用し、既存校と併設した形で、小学部と中学部の開校を目指す方向性が示されたため、県とともに開校に向けた準備を進めます。
高齢者が、より身近な場所で気軽に相談できるよう、地域包括支援センターのサテライトの設置に取り組みます。さらに子どもに関する相談体制について、妊産婦、保護者や子どもなどが相談できる切れ目のない体制整備に向け、取り組みます。
都市基盤については、平成30年度から事業を開始した猫実A地区土地区画整理事業が終盤を迎え、みなと線からやなぎ通りまでの新中通りが全線開通します。
また、市の未利用地を暫定的に活用し、身近な防災拠点や市民の憩いの場となるポケットパークの整備に向け、検討を行います。
高洲海浜公園に隣接する市有地では、境川河口部の活用を視野に入れながら、高洲海浜公園と総合公園との連続性を持たせた整備に向け、基本計画を策定します。
平成13年に暫定施設として市が整備し、管理をしてまいりました首都高速舞浜ランプ市道第8-43号線、いわゆる舞浜連結路については、管理費の負担などが発生していることから、千葉県への早期の移管に向け、協議を進めてまいります。
新型コロナウイルス感染症などの対策としましては、医師会や救急医療機関をはじめとした関係機関で構成する「浦安市地域医療体制に関する連絡調整会議」において、引き続き、意見交換や課題共有を行っていくとともに、急病診療所で日曜日と祝日に発熱診療を実施いたします。
本年も総合計画に掲げる将来都市像「人が輝き躍動するまち・うらやす」の実現に向け、市政運営に全力で取り組んでまいりますので、皆様の一層のご協力をお願い申し上げます。