明けましておめでとうございます。皆様には、健やかな新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
昨年は、新たな総合計画がスタートしましたが、新型コロナウイルスの感染拡大が人々の生活や価値観に変化をもたらすとともに、本市の財政にも大きな打撃を与え、これまでのような安定した財源に裏付けられた施策・事業の展開が困難となりました。
迎える本年は、日々変化する状況に的確に対応しながら、浦安市を更にステップアップさせ、暮らしやすいまちとしていくための足元を固めるべき年だと考えております。
市民の皆様の安心・安全の確保を第一に、感染症対策を最優先としつつ、これまでの事業を見直し、未来に向け必要不可欠となる施策・事業を見極め展開してまいります。
本年は、入船保育園の建替えにより受入定員の増加を図るとともに、認可保育所3園を開園します。また、高齢者がより身近な場所で気軽に相談ができるよう、地域包括支援センターのサテライトの設置に取り組みます。加えて、自治体運営の基本理念等を定めるまちづくりに関する条例の制定や、性的少数者のパートナーシップを尊重した独自の証明書を発行する制度を開始します。
都市基盤については密集市街地の改善を図るため、土地区画整理事業により新中通りとその周辺市街地の再整備や集中豪雨等の水害に備え、舞浜地区の降雨量に対応する雨水貯留管を整備します。
本年も、コロナ禍により厳しい財政運営を強いられることが予想されます。引き続き、感染予防対策と社会経済活動の両立を図りながら、総合計画に掲げる将来都市像「人が輝き躍動するまち・浦安~すべての市民のしあわせのために~」の実現に向け、市政運営に全力で取り組んでまいりますので、皆様の一層のご協力をお願い申し上げます。