すべての人に優しい 千葉県の実現(20)
自然の電気
千葉県では、住民や事業者自らが、省エネ・節電などを含めた地球温暖化対策への必要性を理解し、行動するように様々なキャンペーンを実施しています。
その中の一つ「みんなでいっしょに自然の電気」では、東京都や埼玉県などの9都県市が連携して、家庭での再生可能エネルギーの利用を推進しています。太陽光や風力など自然の電気を利用したい家庭などを募集して共同購買を行い、環境にも優しい自然の電気に切り替えていくものです。太陽光パネルが設置できないご家庭でも電力契約を切り替えるだけで、自然の電気を利用することが出来ます。
陽光、風力、地熱、水力、バイオマスなど自然界に存在し、永続的に利用できるエネルギーを再生可能エネルギー(自然エネルギー)と言われています。石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料とは異なり、温室効果ガスを排出しません。さらに国内で生産できることから、エネルギー安全保障にも寄与できます。
今回で3回目を迎えるこのキャンペーンは、来年2月15日まで参加登録が可能です。菅首相は、温暖化ガス排出量を2050年までに実質ゼロにする目標を表明されました。目指すものはハードルが高いですが、私たち一人ひとりが身近にできることをコツコツと行動していくことが重要だと思います。
今年はコロナウイルスという大きな影響をうける中、新たな生活様式を取り入れ、例年とは異なることばかりの議員活動となりました。来年は皆様にとりましても幸多き1年となりますように。少し早いですが、よいお年をお迎えください。
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(プロフィール)
衆議院議員秘書を経て浦安市議会議員3期12年。
浦安ライオンズクラブ。防災士。。市川浦安地域獣医師会顧問。浦安市華道協会。
平成31年4月の千葉県議会議員選挙にて当選、現在2期目。