太陽光パネルリサイクルの課題
日本における再生可能エネルギーの主力である太陽光発電は、2012年に固定価格買取制度が導入されて以降、加速度的に増えてきました。浦安市も住宅の省エネルギー化を促進するため、住宅に太陽光発電システムなどの省エネルギー設備を設置した方等に、浦安エコホーム補助金として一部補助を行っており、多くの方が利用し設置しております。しかし最近では、設置したパネルの効力が薄れてきたかもしれない等の話も聞くことがあり、その先に買い替えるのか、破棄するのにはどのようにしたらよいのか等のお問い合わせを頂くことがあります。太陽光パネルの寿命はおおよそ20年程度と言われており、2030年頃から、大量廃棄を迎えることになると予測されております。国では撤去・リサイクルを促進・円滑化するための制度的な支援や、必要に応じてリサイクルの義務化を検討しており、千葉県としても、それらの動向を注視しながら、先行している民間事業者のリサイクル施設を担当課が視察したりとアンテナを張っています。ピークを迎えるのには、まだ少し先の事になりますが、太陽光パネルのリユース・リサイクル促進への情報発信をはじめ、様々なことを想定しながら、太陽光パネルが適正に処理できるよう国・県・市とも連携してまいります。
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(プロフィール)
衆議院議員秘書を経て浦安市議会議員3期12年。
浦安ライオンズクラブ。防災士。。市川浦安地域獣医師会顧問。浦安市華道協会。
平成31年4月の千葉県議会議員選挙にて当選、現在2期目。