過去から学び未来へ継承する
災害対応力の向上
関東大震災から100年が過ぎ、改めて防災や復興の教訓を意識する方も多いのではないでしょうか。先日の台風13号においては、千葉県道での冠水や土砂崩れ、護岸崩落等の被害があり、災害に強い県土づくりを進めることの重要さも改めて感じているところです。今後も気候変動による降雨量の増大や、水害の激甚化・頻発化が予想されております。河川の氾濫などの災害を防ぐ治水対策を強固に推進し、さらに従来の治水対策にプラスして、流域のあらゆる関係者が協働し、流域全体で水害を軽減させる「流域治水」の考え方も確立されてきました。風水害・地震を問わず、災害対応力の向上に向け、今までの教訓をもとに安心安全に住める街づくりに取り組みます。
誰もが安心安全に暮らす
災害時に自ら避難することが困難な高齢者や、障害者等の避難行動要支援者について、避難行動要支援者名簿を作成することは市町村の義務であり、個別避難計画の作成は努力義務となっています。しかし、個別避難計画を作成するには、それぞれのケースや関係機関との調整ごと等の課題が山積し、なかなか進みづらいという現状があります。命を守る個別避難計画の策定は大切なことです。県では市町村に対し、具体的な作成方法や助言を行い、地域防災力充実・強化補助金を活用した、個別避難計画を策定する際のサポートをしており、浦安市もこの補助金を活用し個別避難計画作成に向けて取り組んでおります。千葉県と浦安市との連携を強化し、その懸け橋として働きます。
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(プロフィール)
衆議院議員秘書を経て浦安市議会議員3期12年。
浦安ライオンズクラブ。防災士。。市川浦安地域獣医師会顧問。浦安市華道協会。
平成31年4月の千葉県議会議員選挙にて当選、現在2期目。