水害への備え
流す、防ぐ、貯める
『令和2年7月豪雨』は、7月3日から14日にかけて次々と発生した線状降水帯により、九州地方を中心に広い範囲で大雨となり、河川の氾濫や決壊、土砂災害が発生、再び大災害となりました。
市では水害対策として、降った雨を市内にある排水機場・ポンプ場21か所と水門3か所から強制排水。津波や高潮など潮位が高くなる場合には河川に設置された34か所の放流ゲートを閉めて、雨水管への逆流を防ぎます。また、ビルやマンションなどの宅地開発を行う際に、貯留施設の設置を求めるとともに、学校の校庭や公園、道路の地下へ一時的に雨水を貯留させる施設を整備しています。
ハザードマップの確認を
過去発生した西日本豪雨や今回の九州豪雨でも、水害ハザードマップ通り浸水被害が発生しています。市では2つのハザードマップを公開しています。
秋雨前線と台風14号による大雨となった「東海豪雨」が市内に降った場合を想定して、浸水する範囲等を示した内水ハザードマップと、想定最大規模の大雨が利根川上流域に降り江戸川が増水、江戸川放水路が氾濫した際、市内で想定される水深ならびに避難場所等を示した洪水ハザードマップです。
さらなる備え
気象状況が明らかに変わっています。引き続きさらなる対策として、境川河口への水門および排水機場の整備、鉄鋼団地企業岸壁の嵩上げ、各排水機場の機能や護岸の強化に取り組んでいます。
警戒が必要な季節。市民の皆様におかれましても排水溝入口の清掃といった身近なところから、万が一に備えハザードマップの確認とマイタイムライン(ご自身の防災行動計画)、備蓄など日頃の備えをお願い致します。
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