すべての人に優しい 千葉県の実現(31)
「インクルーシブ公園」
障害のある子も、ない子も、共に教育を受けることで、共生社会の実現を目指すインクルーシブ教育という言葉が定着しつつあります。このような考え方を教育以外の日常生活の中でも、自然に取り入れていける社会となることを私は目指しております。その一つとしてインクルーシブ公園が近年注目されており、千葉県議会でも初めて取り上げ質問致しました。インクルーシブ公園の整備には、子供達が楽しく遊ぶ中で共に生きる心を育み、また多様なニーズに応えられるよう、物理的・心理的な両面のバリアを解消する工夫が各所に散りばめられています。障害の有無に関わらず遊べる広場の確保は、一緒に同じ空間で過ごす中で、互いに違いがあることを理解し、尊重しあうことができるという考えのもと整備されており、子共達のコミュニティの場でもある、公園の環境を整えることが、誰も排除しない社会へ続く一歩となるはずです。昨年国内初のインクルーシブ公園が、東京都世田谷区の砧公園に誕生し、今年の4月時点では関東に3か所の公園が誕生しました。
「ふるさと納税の活用」
私は以前より、ふるさと納税を健全に発展させ、地域の課題解決のために活用できる、ふるさと納税の使途に注目した制度の活用を推進しております。今回、インクルーシブ公園の整備費用確保として、ふるさと納税制度等を活用することも提案致しました。障害の有無にかかわらず、全ての子供達がともに遊び、学ぶ機会を積極的に提供できる、共生社会の実現を引き続き目指してまいります。
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(プロフィール)
衆議院議員秘書を経て浦安市議会議員3期12年。
浦安ライオンズクラブ。防災士。。市川浦安地域獣医師会顧問。浦安市華道協会。
平成31年4月の千葉県議会議員選挙にて当選、現在2期目。