人材不足に対する千葉県の取組み
「2024年問題を考える」
バス路線全国8600キロ余が廃止、要因の4割が運転手不足というニュースを拝見した時、全国的な乗務員確保の問題は千葉県も例外ではないと改めて危機感を覚えました。これは浦安市のような都市部でも同様に、公共交通機関等のドライバー確保が難しく、バスの減便といったことが発生しております。2月8日には東京ベイシティ交通株式会社からのコミュニティバス、路線バスの減便申し入れに対して、市民生活への影響に考慮してほしいとの要望書が、内田市長より提出されました。そして浦安市だけでなく、千葉市でも路線バスの減便・廃止が出始め、ドライバー不足の支援については県全体の問題となっております。そこで、県民生活への影響が危惧される中、県議会予算委員会にて人材確保の支援策について取り上げました。昨年11月からは、千葉県HPにおいて県内バス・タクシー就職説明会・情報等の掲載を開始したところであり、新たに運転手の魅力・やりがい等の、人材確保に資する情報も提供することを予定しているとのことで、千葉労働局や公共交通事業者等と連携しながら、人材確保に資する効果的な支援策について検討していくことを確認致しました。また、ドライバーの高齢化が進む一方、不規則な就業形態等を背景に、新たな人材の確保が難しい状況となっていることもあり、千葉県運輸事業振興助成交付金を活用して二種免許取得支援を行い、継続的に働けるような多様的な働き方、給与アップに繋がるような、担い手確保策を支援してまいります。
————————————
(プロフィール)
衆議院議員秘書を経て浦安市議会議員3期12年。
浦安ライオンズクラブ。防災士。。市川浦安地域獣医師会顧問。浦安市華道協会。
平成31年4月の千葉県議会議員選挙にて当選、現在2期目。