8月5~8日にフランスで開催された「WBTFインターナショナルカップ スリーバトン女子Jr1部門」で優勝した浦安市の中学3年、上田莉夢(りのん)選手が8月29日、浦安市役所を訪問。内田悦嗣市長に快挙を報告した。
千葉県バトン協会などによると、バトンはかつて米国が主流だったが、今では日本が世界トップクラスの実力を誇るという。上田選手は大会の予選では緊張したそうだが、決勝では3本のバトンを自在に操ってのびのびと演技し、最高得点を獲得した。
「本番前は深呼吸して気持ちを整えた。緊張せずに実力を出すことができた。世界大会では1位を目指していたので、優勝したときはすごくうれしかった。もう1回、味わいたい」と笑顔で振り返った。
上田選手は幼稚園からバトンを始め、1日2~4時間、練習を続けてきた。「バトンは楽しい。技ができたときの達成感がすごく大きい」と語る。今後もバトンを続け、技を磨いていく。犬などペットが好きなので将来は獣医を目指すという。
内田市長は「時差をはねのけ、見事優勝した。約束通り金メダルを取った。浦安の誇りだ。これからも頑張って」と激励していた。