公共空間での
犯罪発生抑止のために
毎田潤子 議員
こんにちは、毎田潤子です。
ここ数ケ月、新町地区に不審者と思われる人物が頻繁に出没していることや高洲の高齢者の家庭をターゲットにした訪問詐欺未遂などが頻繁に起きているということから、住民の方々から新町地区への防犯カメラの設置の要望をいただきました。
三月議会の一般質問でこの件について取り上げたところ、新町地区への公設による防犯カメラの設置台数は現在0台。カメラ設置の条件として「地区での犯罪の発生率」が大きく関係してくるとの事でした。そうなると、新町地区は犯罪の発生率が低いためカメラが設置されていない、ということになりますが、新町には学校や幼稚園も多く、児童が通学路等で不審者に遭遇したり接触したりする事例は、残念ながら頻繁に発生しています。
にもかかわらず新町は犯罪発生率が低いとされているのは疑問が生じますが、子どもたちが不審者に遭遇したり実際に接触する事例が発生した際、学校への報告は行っても、警察への通報を躊躇ってしまうケースが多いことも要因の一つにあるようです。
不審者が出た、見た、接触した際には、保護者が躊躇することなく学校・そして警察に通報することも重要だと思います。そしてさらに、警察に通報されたケースだけを犯罪・または不審者とカウントするのではなく、学校や教育委員会に連絡が入った件数をもとに、自治体が自ら必要性を感じて、防犯カメラの設置場所や増設場所を考えていくべきではないかと思います。
そして、防犯カメラも犯罪抑止には繋がるかと思いますが、一番効果があるのはやはり、地域に警察官が常駐しているという事でしょう。市内人口の多くが集中する新町ですが、現在交番は日の出に一か所のみ。今後新たな住宅開発やリハビリ病院整備、パークゴルフ場の増設など、さらに人口や来訪者が増加するであろう新町・高洲地区に交番を誘致することは必須です。
平成三十年度施政方針の中でも、防犯カメラの増設・高洲地区の交番誘致について積極的に取り組んでいく旨が記載され、公共空間での犯罪発生抑止に関する市の今後の施策には非常に期待が高まるところです。
市民の安心・安全の向上のために、私も継続して力を尽くして参ります。
————————————
プロフィール
毎田 潤子 昭和49年生まれ 高洲1丁目在住。
日本アニメーション学会 日本生涯スポーツ学会 コンテンツツーリズム学会 所属。
特技 司会、カポエイラ、漫画を描く事。
趣味 二次元
(Facebook) https://www.facebook.com/profile.php?id=100006863416040
(毎田潤子ブログ) 〈まいだじゅんこ日記〉http://ameblo.jp/mai-junjun/