すべての人に優しい 千葉県の実現(32)
「通学路の合同点検」
八街市で下校途中の児童がはねられ、5人が死傷するという痛ましい事故が発生し、千葉県議会としても、このような悲惨な事故を二度と起こしてはならないと、交通事故撲滅・飲酒運転根絶のための取り組みを進めております。本年1月から8月の間に、県内小学校から高校生までの登下校中の交通事故は全体で230名となっており、通学路の安全確保は急務であり、通学路の合同点検を行いました。見通しが悪い・速度超過の車が多い等、危険性があるとされた箇所は、県全体で3495箇所、そのうち浦安市では62箇所となり、道路の構造や交通安全施設に係るものなど危険箇所の状況に応じて、「通学路における合同点検等実施要領」に基づき、命を守るための対策を講じていきます。
「飲酒運転根絶」
これまでにも県では飲酒運転を根絶するため、飲酒体験ゴーグルの貸出しや啓発活動等の対策を講じてきたところですが、いまだにその対策が十分でないことが明らかとなりました。運転者のみならず、その雇用主等まで含めた徹底した法令遵守をはじめ、県民総ぐるみで対策を講じる体制の充実を図ると言った、県・県民・事業者等が一体となって、飲酒運転根絶に取り組む必要があります。そのためにも県議会ちば自民党では《仮称・千葉県飲酒運転の根絶を実現するための条例(案)》を策定するために議論を進めているところです。緊急事態宣言が解除となり、年末年始に向けてお酒を飲む機会も増えるかもしれませんが《飲んだら乗らない》と飲酒運転の根絶を図ってまいりましょう。
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(プロフィール)
衆議院議員秘書を経て浦安市議会議員3期12年。
浦安ライオンズクラブ。防災士。。市川浦安地域獣医師会顧問。浦安市華道協会。
平成31年4月の千葉県議会議員選挙にて当選、現在2期目。