新しい葬儀のあり方とニーズに対応した「浦安市斎場増築棟」
こんにちは、毎田潤子です。
先日、浦安市斎場に新たに整備された増築棟について、報道機関と市議会議員を対象にした竣工説明会が行われました。
葬儀というと、かつては親族・友人・知人等、多くの方を招いて行うのが一般的でした。しかし核家族化や高齢化等、社会構造が変化する中、人々の葬儀に対する考え方も大きく変わり、家族だけで行う「家族葬」や、通夜や告別式を行わず直接火葬場に遺体を運び火葬する「直葬」等、小規模な葬儀の需要が大幅に増えました。
この新しい葬儀のあり方や市民のニーズを踏まえ、それらに対応した新たな増築棟が浦安市斎場の一角に完成しました。
増築棟では「家族葬」や「直葬」等の比較的小規模な葬儀を行うことを想定し、定員30人程度まで入れる式場、式場控室、宿泊用室兼用控室、霊安室、ホール、トイレが整備されています。
もともと浦安市の斎場は他の葬家や会葬者と交錯しないような施設設計や火葬時間帯の配慮を行っており、今回の増築棟も部屋の配置や動線を考慮して、コンパクトかつ合理的に葬儀が行えるようになっています。
「死者を弔う」という行為は古い時代から続く儀式ですが、時代と共にその在り方は変化し続けています。
この先葬儀の形がどのように変化したとしても、大切なのは故人を想い哀悼の意を表し、冥福を祈る心であり、残された人々が共に力を合わせて生きていけるよう、協力と励ましの気持ちを共有することだと思います。
浦安市斎場増築棟は、今後備品などを整え、10月中旬ごろに運用開始予定です。
プロフィール
高洲1丁目在住。
浦安市議会議員三期目・浦安市少年野球連盟会長・浦安市ソフトボール協会相談役。明治大学公共政策大学院修了
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