議会の権能を いかに高めるか
浦安市議会 前議長 西川よしずみ
議会基本条例制定へ
先の定例会において、議会基本条例等調査・検討特別委員会を設置し、委員長に就任致しました。改選前の議会において、「議会活性化検討会」を立ち上げ、様々、議論してきましたが、その一つとして、議会基本条例の必要性などについて盛り込んだ報告書を、改選後に託すかたちでまとめていました。
副委員長には前期においてともに議論を進めてきた、検討会副会長だった中村理香子議員。引き続き、正副委員長として、取りまとめを行っていきます。
議員間討議を文化に
議会基本条例とは、議会のあるべき姿や取り組み方針、施策の具体的な手法を明記した、いわば議会の最高規範となるものです。それらを議員自らが議論し、かたちにしていくプロセスこそが大変重要だと考えています。
議会基本条例はすでに約4割の議会で制定されており、けして珍しいものではありません。だからこそ、私は制定することに意義があるのではなく、条例を制定するまでの過程を重要視していきたいと思っています。
条例提案できる議会に
改選前の議会において、今、市が策定を進めている、総合計画(市の10年、20年後を見据えた最上位の計画)を、議会の議決対象にする条例を取りまとめました。浦安市議会では、政治倫理条例以来の、議会発議の条例でした。恐らく、議会基本条例が、私が携わる2本目の議会発議の条例になります。その後はまちづくりに関わる条例も、議会から提案できるような流れをつくっていきたいと思っています。
条例制定の過程で「議員間討議」や「広聴広報機能の充実」など、より議会としての権能を高められるよう、引き続き取り組んで参ります。
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