新型コロナウイルスの感染対策で、家にいる時間がいつもより長い、という人も多いのでは。読書の秋。ステイホームの時間に本を読み、充実した時を過ごしたい。市中央図書館の曽木聡子館長に、コロナ禍の中での上手な図書館の使い方を聞いた。
浦安市立中央図書館は10月1日、全館で通常開館となった。しかし依然、コロナウイルスへの対応で、密になるのは避けなければならない。じっくり書架を眺めるのが難しい今、どのようにして読みたい本と出合うのか。曽木館長は「ホームページ(HP)も活用してほしい」という。
HP上の「今月の特集」と「過去の特集」は、館内の展示に連動して作成していた。これを、読みたい本が決まっていない人のブックリストとして活用できるという。
『ステイホームを楽しもう!』は、図書館の利用制限中に作られたページだ。市立中央図書館の職員は全員が司書。豊富な経験から切り口を決めて、本をリストアップしている。司書一人一人の得意分野や好みが反映されているのが興味深い。
『よむよむ』は、司書が年齢、学年別に本を選び、内容の楽しさを伝える紹介文を載せたブックリストだ。館内に配架しているが、HPからもダウンロードできる。
「図書館利用講座」に参加すると、パソコンやスマホでの本の探し方や予約方法を学べる。また定員は4人なので、きめ細かく教えてもらえる。
◆市立中央図書館(047・352・4646)http://library.city.urayasu.chiba.jp/