辛丑(かのとうし)希望に繋がる年に
令和3年を迎えました。昨年は、新型コロナウイルス感染症に翻弄された一年となりましたが、諸外国ではワクチン接種が始まり、その効果に期待が寄せられているところです。一日も早く世界に明るさが戻ることを、心から願ってやみません。
今年の干支は辛丑(かのとうし)
「辛」は十干の8番目、植物に例えると枯れた状態で種が地面に落ちている状態を、また「丑」は十二支の2番目、発芽直前の芽が今まさに硬い殻を破ろうとしている状態で生命の息吹を表している、と言われます。この2つは古代中国に端を発する自然哲学の思想「五行思想」において、相手の力を生かし強め合う関係にあり、痛みが大きければ命の初動が大きくなり、逆に芽吹きが大きければその分、激烈に枯れるとのこと。このことから今年は、現在苦難が大きい分、大きな希望を見いだせる年に出来る、とも言えます。
新たな発展に向けて
昨年、「新型コロナウイルス感染症の影響による税収減に伴う新年度に向けた市政運営に関する提言書〜不撓不屈のまち-「浦安」苦難の先の新たな発展を見据えて〜」を議会の総意として市長に提出しました。しばらくは税収減による厳しい財政状況が続くと予想されます。しかしながら我々は、この難局をただの苦難として捉えるのではなく、新たな発展への好機と捉え、未来に繋がる取り組みを当局に求めました。また現在、「議会基本条例」(議会のあるべき姿や取り組み方針、具体的な手法を明記した条例)の制定に向け、取り組んでいます。
今年で東日本大震災から10年。また、市長選挙も行われます。より一層、議会における活発な議論を通じて、さらなる浦安(まち)の発展へと繋げて参ります。
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