公共施設の
ファシリティマネジメント
毎田潤子 議員
こんにちは、毎田潤子です。
市が保有する学校・公民館・道路・橋梁などの公共施設は、まちづくりや市民の生活にとって無くてはならない重要な役割を担っています。しかしその一方で、人口減少や市民の高齢化による公共施設需要の変化、さらに老朽化の進行、将来的に予想される維持管理費・更新費の増加への対処が大きな課題となっています。
近年地方自治体では、公共施設を効果的かつ効率的に運用・維持・管理する手法「ファシリティマネジメント」を採用する動きが多く見られ、私たちの浦安市でも平成25年度からファシリティマネジメントの導入についての検討を積極的に行ってきました。
浦安市が保有する公共施設は現在333施設、515棟。海面埋め立て事業による市域の拡大と人口の増加に合わせて、昭和55年前後に集中的に整備されたものも多く、平成35年に建設後30年を経過する施設が約50%に及びます。それらの施設を一気に建て替えや改修することは市民生活への影響面でも財源の面でも不可能であり、今の段階から中長期的に計画を立て、改修の優先順位や統廃合・転用の可能性、そして財源確保を考えていかなければなりません。
維持管理が必要な公共施設は、建物だけではありません。道路や橋、駅周辺設備等は利用するのは市民だけではなく、利用者が多ければ多いほど日々老朽化が進んでいきます。浦安市の人口は約16万8千人ですが、観光客などを含めた滞在人口は最大で25万人以上にも及びます。訪日外国人に限らず、観光客の増加は経済に大きなプラスをもたらす半面、交通渋滞や道路の老朽化を加速させる等、時に住民生活にマイナスの影響をもたらすこともあります。
外部不経済の問題抑制を含め、観光客等の受け入れ環境整備の財源確保を考えるとするならば、今後何かしらの対策を検討することが必須であり自然な流れであろうかと思います。
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プロフィール
毎田 潤子 昭和49年生まれ 高洲1丁目在住。
日本アニメーション学会 日本生涯スポーツ学会 コンテンツツーリズム学会 所属。
特技 司会、カポエイラ、漫画を描く事。
趣味 二次元
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(毎田潤子ブログ) 〈まいだじゅんこ日記〉http://ameblo.jp/mai-junjun/