成熟期にあって

西川よしずみ
都市計画のあり方
本市は発展期から成熟期に入り、これまでの都市計画のあり方について再検討すべき時期に入っています。元町は災害に強い都市基盤整備(区画整理や歩道・車道の幅員確保など)、中町は良好な住環境を維持しながら多世代に選択される戸建て群の形成、新町は建て替えに向けた規制緩和など。前号で取り上げた駅周辺や近隣商業地区など、土地利用のあり方(高度利用や用途地域の見直し)の検討も必要です。
良好な住環境の維持
新町地域においては土地の転売による乱開発も防いでいかなければなりません。万華郷跡地はUR(都市再生機構)から市が土地を22年の定期借地で借り受けることとなり、今後住環境を維持しながらスポーツ防災公園(仮)として、整備が進められていきます。
中町の戸建て群における民泊も増えてきました。良好な住環境を維持するため、なんらかの規制がかけられないか、市担当課とともに検討をしています。
道路網の再構築
浦安駅前交差点、若潮通り、シンボルロードなどで慢性的な渋滞が発生しています。それぞれ状況確認と改善に向け取り組んでいます。あわせて新湾岸道路(現在は高谷ジャンクションまで)や堀江橋架橋も検討されており、市内交通ネットワークの状況を見ながら実現に向け取り組んでまいります。堀江橋架橋については東京側から流入してきた車をどうさばくかも課題の一つとなっています。
いずれにせよ、新たなまちの発展に向け、引き続き都市計画のあり方について固定観念にとらわれず、あらゆる角度で検証し、施策にいかしてまいります。

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