令和6年度市民親睦将棋大会が1月19日、中央公民館で開催された。シニアからこどもたちまで幅広い世代が参加し、対局を楽しんだ。

大会は大人とこどもに分かれ、大人は実力に応じて名人の部▽有段者の部▽級位者の部―と、ランク別競技戦として行われた。
午前9時に集合。第1回戦の組み合わせが決まり、対局が始まった。
基本的に4回対局する。勝者の得点は1回戦=5点▽2回戦=6点▽3回戦=8点▽4回戦=4点。獲得点数を合計して順位を決める。
また、こどもの部を除き、対局時計を使用する。持ち時間は40分で、優勢でも持ち時間を使い切れば切れ負けとなる。
参加者たちは真剣な表情で対局。1手指すごとに対局時計を押し、時間配分に気を配りながら勝負に臨んだ。

大会には浦安出身でPR大使を務める三枚堂達也棋士が姿を見せた。市民は対局の合間に三枚堂棋士の指導対局を受けた。三枚堂棋士はていねいにアドバイスをしていた。
対局後、三枚堂棋士が成績優秀者に賞状を手渡した。

こどもの部で優勝した小学生の少女は強豪の父親の指導を受け、将棋を始めたという。「将棋に勝ってうれしい」と微笑んだ。
三枚堂棋士は「年齢に関係なくみんな集まって対局を楽しみ、親睦を深めることができた。礼儀正しい子が多く、将棋に真剣に向き合っていた」と笑顔で語った。
◇浦安将棋同好会
大会の運営には浦安将棋同好会が協力した。同好会は日曜日に中央公民館、美浜公民館で例会を開き、対局を楽しんでいる。会員を募集中。連絡は大貫氏(070・4168・8746)