地域防災力を高め 備える
「防災DXを活用する」
能登半島豪雨災害で被災された方の心中は計り知れないものがあり、心よりお見舞い申し上げます。
私の所属する浦安ライオンズクラブでも、募金活動など出来る限りの支援を行ってまいります。先日の南海トラフ地震臨時情報が発表された際には、千葉県でも情報収集体制を取り、市町村との情報共有や関係機関との連携体制の確保、備蓄品や搬出手順の確認等を行い備えました。近年は災害が激甚化・頻発化しており、発災した際には一刻も早い復旧・復興を目指すため、広域による応受援が必要であり、防災DXの活用は大変重要です。
この度、発災時の迅速な被災者支援を行うため、千葉県は【被災者支援システム】の導入に向けて動き出しました。これは、市長村が行う個々の被害状況や支援状況、配慮事項等を一元的に管理する被災者台帳をデジタル化し、総合的・効率的に実施するものです。早期導入となるよう推進してまいります。
「避難所の質的改善」
千葉県では、良好な避難環境の確保に向け、これまでにも間仕切りやパーティションなども含め、必要な資機材の購入に対しての補助を行い、市町村の取組みを支援してきました。
今回、国の防災基本計画が見直され、段ボールベッド等を避難所開設当初から設置することに努める事や、トイレカーやトイレトレーラーの活用を図ることなどが示されました。 引き続き避難所のプライバシー確保や、良質な避難環境づくり強化を推進してまいります。
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(プロフィール)
衆議院議員秘書を経て浦安市議会議員3期12年。
浦安ライオンズクラブ。防災士。。市川浦安地域獣医師会顧問。浦安市華道協会。
平成31年4月の千葉県議会議員選挙にて当選、現在2期目。