浦安市は高齢者に新型コロナワクチン接種を進めている。5月下旬、文化会館でワクチン接種を受けた。運営方法はよく配慮されており、順調に接種を終えた。(塩塚保)
ワクチン接種の予約は難航した。5月6日朝、自宅で待機。午前8時30分の予約開始を待つ。電話とインターネットの両面作戦で臨み、なんとか予約に成功した。だが、多くの高齢者が「予約できなかった」と話していた。
当日の予約時間は午前10時30分。少し早めに文化会館に到着した。入口で検温。平熱だ。エレベーターで3階の接種会場へ。
受付で接種券と身分証明書を提示する。大部屋に入り、座って予診票に記入する。項目が多いが、スタッフが記入の仕方を親切に説明してくれた。
別室で医師に予診票を示し、診察を受ける。医師は穏やかにいった。
「注射は痛くないが、あとで打ったところが痛くなることがあります」
さあ、ワクチン接種だ。左肩を出す。医療従事者が「チクッとします」といって注射。ほとんど痛みは感じなかった。
別の部屋に移り、椅子に座る。体調に異変が起きないか、様子をみる。女性看護師が「お変わりないですか」とやさしく声をかける。
15分が経過した。異常なし。高齢者たちは「ありがとうございました」と礼をいって会場を去った。
翌日の状況は、ワクチンを接種した左肩が少し痛い程度。体調は良好だった。