住宅大手のミサワホーム(東京都新宿区)は8月9日、浦安市内で記者会見し、シニア向け分譲マンション「LUMISIA(ルミシア)浦安舞浜」(浦安市東野3丁目)の概要を発表した。2020年2月に竣工予定で「人生を愉しむ、新しき舞台」となる。
同社は人生100年時代に向け、ますます活躍の場を広げるアクティブシニアにふさわしい分譲マンションの新ブランド「ルミシア」を展開する。「いつまでも輝きながら自分らしくいられる、人生を愉しむ新たな舞台となるひとつ上の住まい」をコンセプトとして、今後、同社が販売するシニア向け分譲マンションに使用する。
同社は「自立して生活ができ、趣味をはじめとした様々な活動に意欲的な高齢者」をアクティブシニアとして定義し、そのニーズに応える分譲マンションの新ブランド「ルミシア」を新設した。その第1弾が「ルミシア浦安舞浜」だ。
このマンションは複合施設「ASMACI(アスマチ)浦安」と医療法人やしの木会「浦安中央病院」に隣接している。入居者が将来、介護が必要になった場合にも、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される「地域包括ケア」が整備されている。
ミサワホームはこれからも心身ともに健康で安心・快適に暮らせる住まい・まちづくりを推進していく方針だ。 ルミシア浦安舞浜は敷地約4550平方メートルで4階建て。88戸。販売価格は1LDK3580万円より、2LDK4690万円より。来年3月、入居予定。
サービスステーション(24時間生活支援スタッフ)やレストランなどが整備される。また、カラオケや楽器演奏ができるAVルーム、ホビールーム、プレイルーム、大浴場など入居者同士が交流できる設備が充実している。
ミサワホームの佐藤徹執行役員は「謳歌する人生の新しい舞台となる。元気でいることが一番。輝きながら自分らしく過ごしてほしい」と語った。
浦安中央病院の高須雄一院長は「歩いてすぐ。かかりつけの病院としての機能を果たしていく。入居者が元気に健康になる医療を提供する」と話した。
マンションギャラリーは浦安市富士見2-19-12。問い合わせは0120・000・285。
「ルミシア浦安舞浜」についてミサワホームの松井健司さんと坂井香太さんにインタビューした。
― どのような構想なのか
「高齢期をいかに健康で元気に過ごすか。介護を必要としない、豊かな趣味を持つアクティブシニアのひとつ上の住まいを提供していきたい」
― 浦安を選んだ理由は
「都心に近いこと。東京駅や日本橋、銀座などへ気軽に出かけることができます。また、浦安は日常生活の中でリゾートを感じられます。生活の利便性が高く、アクティブシニアがたくさん暮らしています」
― 老人ホームとの違いは
「年齢制限がなく、生活の自由度が高いこと。レストランで食事をしてもいいですし、自炊してもいい。大浴場も利用できます。また、分譲マンションなので、利用権方式ではなく所有権方式です。相続して世代を超えて住み続けることもできます」
― 反響はどうか
「多くの反響をいただいています。すでに500件以上の問い合わせがあり、10数件が契約済みです。世代は50代~90代まで、と幅広い。モデルルームを見た方には『素敵だ』『デザインがいい』『住みやすそう』などと好評です」
― 浦安市民へのメッセージを
「アクティブシニアにとって新しい選択肢となります。自分が入居したり、親を呼び寄せたりすることもできます。ぜひ、ギャラリーに来てモデルルームを見て、体感して下さい」