1月11日に舞浜の東京ディズニーシーで開催が予定されていた市成人式が、3月7日に延期された。
新型コロナの感染拡大に伴う、千葉県を含む1都3県での緊急事態宣言発令と、県内の医療提供体制がひっ迫していることから、市が東京ディズニーシーを運営するオリエンタルランドと協議して約2か月間の延期を決めた。
延期後も東京ディズニーシー内の屋内劇場「ブロードウェイ・ミュージックシアター」を会場に使うことなどに変更はないという。実施の細目は決定次第、郵送で新成人に伝えられ、ホームページにも掲載される。
市成人式は2002年から19回連続で、東京ディズニーランドで開催されてきたが、20回目の今年、初めて東京ディズニーシーに移すことになっていた。新型コロナ対策のため、約30分間の式典を2回行っていたのを改め、約20分間の式典を4回行うことで開催を目指したが、感染が収まらない現状から延期となった。
例年の年越し開園は中止 お正月のディズニーリゾート
新年を祝う歓声が、大みそかから元旦まで途切れずに続くのが例年の東京ディズニーリゾート。しかし、2020~2021年は新型コロナ感染拡大防止のため、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、イクスピアリとも「年越し開園・営業」は行われなかった。
それでも、「一年の幕開けを祝いたい」との思いはみんな同じ。ディズニーの仲間たちもこれに応え、東京ディズニーランドの「ミッキー&フレンズのグリーティングパレード」、東京ディズニーシーの「ミッキー&フレンズのハーバーグリーティング」では、和服姿のミッキーマウスがハッピーニューイヤー。
イクスピアリでは、「花」がテーマのお正月イベントを開催。浦安出身の書道家、永田紗戀さんの「花咲く書道」作品展示などが、初春の華やかさを盛り上げていた。