秋恒例の「浦安市民まつり」は好天に恵まれて、10月31日午前10時から午後4時まで、浦安公園を中心にその周辺と文化会館で開かれた。しばらくコロナ禍で自宅にこもりがちだった市民は、マスクを着けて久々の大規模イベントに参加し、交流を楽しんだ。
また、「植木まつり」「環境フェア」「市民参加推進講演会」「うらやす青少年音楽祭」も同時に行われ、多彩なお祭りデーとなった。
同音楽祭では「今年はコロナ禍で、人前ではなかなか発表できなかったが、今日は貴重な時間を頂いたので、全力で頑張ります」と「オペラ座の怪人」などを演奏して大きな拍手を浴びていた。
例年、「植木まつり」では、当日の希望者に苗木を配布していたが、今年は密を避けるため、事前に希望者に「配布券」を送付していた。
美浜から来場したという主婦(61)は「苗木の配布を楽しみに来ました。一昨年、頂いた苗木がずいぶん大きくなっています」とにこやかに話していた。
内田悦嗣市長も会場を訪れ、来場者に笑顔でこたえながら、「この時期にやれることは何かを考えながら、新しい生活様式の中で社会活動を続けてほしい」と話していた。