新浦安駅前広場で、気軽に立ち寄れる憩いの場として開催されていた「新浦安マルシェ」。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、活動を自粛していたが、2カ月半ぶりに再開、駅前にはにぎわいが戻ってきた。各店舗がコロナ対策のポスターを出店テナントに設置しつつ、さまざまな商品で来場者を楽しませた。
昨年から「島ぞうり」を販売する、「しんうらやす整骨院・鍼灸院」の今村さんは、「僕自身が好きなんです」と、沖縄から商品を定期的に仕入れ、取り扱っているという。普段は靴で窮屈になっている足指を開放できるため、購入者からも「履き心地がいいよ!」と好評。8月末頃まで販売予定だ。
佃煮の「内田商店」では、味わい深いアサリやホタテなどの佃煮の真空パックや、手作りのアサリご飯などを販売。マルシェで出会ったお客さんが次回の出店を楽しみにしてくれていて、来場者との交流も楽しい。
手作りの布マスクを販売していたのは「FAIRY ROSE」。通常のマルシェでは、ぬいぐるみの洋服や布小物、ベビー用品、羊毛を使用したアクセサリーなどを扱っているそうだが、再開前の時期からはガーゼを使ったマスクの販売をしている。リピーターも多数いて、以前は開催していたというワークショップの再開も待ち遠しい。
"手ごね無添加"の「TAMMY」では、ベーグルやライ麦パン、ポンデケージョ(ブラジル発祥のパン)が並ぶ。季節の新鮮野菜が所狭しと並ぶ「せんのは」は、開店直後から大盛況! あれこれと夏野菜や果物を品定めする風景は、穏やかな日常を思わせた。
また、マルシェのテントの周りでは、木陰でくつろいだり、のんびりと散歩をしたりする人の姿が。道行く多くの人が足を止め、広場は明るい笑顔と活気にあふれていた。
ほぼ毎日開催される新浦安マルシェについての詳細は、浦安観光コンベンション協会のホームページで。