浦安観光コンベンション協会(桑田幸一会長)と南房総市観光協会(堀江洋一会長)が10月25日、連携協定を結んだ。この日、南房総市役所で「連携に関する協定書」の調印式が行われた。
浦安市内のホテルは修学旅行や校外学習など教育旅行での利用が多いが、大半は東京ディズニーリゾート訪問や都内観光の宿泊先としての利用。そこで浦安観光コンベンション協会では浦安市内での体験プログラムを提供することで、教育旅行に付加価値をつける取り組みを続けてきた。
だが、自然体験プログラムの提供は少なく、この解消が課題だった。今回、自然体験プログラムを多数提供している南房総市観光協会との提携が実現したことで、自然学習や南房総地区ならではの伝統文化学習を、当地で体験できるようになる。さらに南房総市の持つ自然・伝統プログラムのノウハウを浦安市でも活かせ、教育旅行の幅が大きく広がり、アフターコロナの両市の教育旅行受け入れに弾みがつくものと期待される。