市内の幼い子供たちが通う保育園や幼稚園・認定こども園、小中学校は、新型コロナウイルスの猛威により、軒並み臨時休園・休業に追い込まれました。また、公民館やスポーツ施設などの公共施設も休館、市主催のイベントも中止や延期になりました。
それに先立ち、市は新型コロナに対応するため、「新型コロナウイルス対策本部」を立ち上げ、国、県、保健所などと緊密に連携。3月初めに異例の「広報うらやす」の号外を発行しました。さらに、通常通り発行した「広報うらやす」で、市民に新型コロナの感染拡大防止を呼びかけたのです。
すべて新型コロナの感染を防ぐためです。全国的な人気スポットである舞浜のディズニーランドとシーは、4月上旬までの予定だった臨時休園期間を再延長するなど、新型コロナの流行に独自の対策を打ち出しました。苦悩の決断です。
この新型コロナの恐ろしさは、感染してお亡くなりになった著名人、例えば志村けんさん、岡江久美子さんのケースで明らかになりました。家族や親族にも看病が許されなかったことです。感染を防ぐためでした。亡くなった後ですら、手を触れることはもちろん、遺骨になるまで、直接、顔を見ることも叶いませんでした。
遺族にとって、これほど悲しく、辛く、残酷なことがあるでしょうか。これでは安らかに成仏などできません。
この新型コロナが終息するまでは「うつらない」「うつさない」ために、できるだけ外出を自粛することが大事です。そして外から家に戻ったときには、除菌のため徹底した手洗いをしなければなりません。自分の感染を防止すること、そして大切な家族にウイルスをうつさないようにするためです。
今月号では、7面で竜崇正医師が新型コロナウイルスの感染予防について詳しく教えて下さっています。
昔から言われているように、明けない夜はありません。『うらやす情報』が皆さんにエールを送ります。
「何としても、生き延びましょう」