読書の推進に繋がる
「読書通帳」システム
毎田潤子 議員
こんにちは、毎田潤子です。
近年、パソコンやスマートフォンの普及など様々な原因により子どもの読書離れが進む傾向にあり、子どもの読書離れを食い止め、子どもの読書を推進する施策は今後益々重要になっています。平成30年度の施政方針では「子どもの自主的な読書活動や、交流を促進する場となる子ども図書館の実現に向けた検討」との旨が明記され、市民の皆さんの「子ども図書館」への期待も高まっているのではないでしょうか。
さて、皆さんは「読書通帳」をご存知でしょうか?読書通帳は銀行の預金通帳のように、借りた本を機械で印字して記録していくものです。以前浦安市でも手書き式のものを配布した経緯がありますが、読書通帳のように機械で自動で印字されるタイプのものは、大人が銀行で操作するのと同じ方式であり見た目も通常の預金通帳と変わらないため、子どもの好奇心と読書への意欲を更に高める効果があるといわれています。
読書通帳のメリットのひとつに「借りた本を忘れないように記録しておける」ということがありますが、この「借りた本を記録しておけば、過去に借りた本と同じ本を借りずに済む」という利点は子どもだけではなくむしろ大人、特に高齢者からも好評を得ているそうです。
そして、先の九月議会の一般質問でこの読書通帳の浦安市の図書館への導入を提案させていただいたのですが、嬉しい事に市からは導入に向けてのとても前向きな答弁をいただきました。
どんなに良い建物を作り、良い本があったとしても、そこに通う人・手に取る人が居なければ意味がありません。図書館に通い、新たに読書に興味を持つ「きっかけ」をつくることが必要であり、図書館の利用者数を増やすことは、地域の活性化は勿論、子どもたちの知力向上にも繋がるでしょう。
中央図書館の大規模改修を12月に控え、また、子ども図書館の整備が予定されているこの絶好の機会に、「読書通帳」のような新システムが導入されることを大いに期待しています。
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プロフィール
毎田 潤子 昭和49年生まれ 高洲1丁目在住。
日本アニメーション学会 日本生涯スポーツ学会 コンテンツツーリズム学会 所属。
特技 司会、カポエイラ、漫画を描く事。
趣味 二次元
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(毎田潤子ブログ) 〈まいだじゅんこ日記〉http://ameblo.jp/mai-junjun/