行政

50歳以上のがん検診 初めて胃カメラ導入

50歳以上のがん検診 初めて胃カメラ導入

 浦安市は胃がん検診に初めての試みとして、今年度から胃内視鏡検査(胃カメラ、3千円)を導入した。これまでの胃X線検診(バリウム、無料)も実施しており、50歳以上の市民ならどちらかを選択して受診できる。「バリウムを飲んでの検査は苦手」という人には胃がん検診が受けやすくなった。

 胃カメラ検診の導入は、国のがん検診実施の指針が改正されたため。県内では千葉、船橋、市原市などが実施している。毎年、隔年と異なり、鎌ケ谷市は80歳以上が対象。

 浦安市の対象者は昭和44年3月までの生まれで、検診受診時に同市に住民登録、職場や健保組合などで胃カメラ検診を受ける機会のない人。抗血栓薬(血液をサラサラにする薬)を内服しているなど、医師が検診困難と判断した人は受診できない。受診には2年に1度などの条件がある。

 胃カメラ検診は市内の7医療機関で予約、受診できる。予約は誕生月別の受診期間と受診可能期間を3期に分けて指定。誕生月と受診期間は同一で、4~7月生まれ、予約期間4~6月▽8~11月同、同7~9月▽12~3月同、同10~12月。
 受診は4月から始まり、7月までに368人に達している。市は今年度に8213万円を予算化し、年度内に2千人が胃カメラ検診を利用すると見込んでいる。
 受診できる医療機関など詳しい内容は市から対象者に送られた案内や、市のホームページで紹介。市は「この機会に胃がん検診を受けてください」と呼びかけている。
 【問】でんわ047・381・9059。

広告画像

関連記事

  1. 浦安市長と市議会が ロシアのウクライナ侵攻を非難 浦安市長と市議会が ロシアのウクライナ侵攻を非難
  2. 入船中教室に “土のない畑”「植物工場」9月 誕生 入船中教室に “土のない畑” 「植物工場」9月誕生
  3. 3月14日に告示 浦安市長選 3月14日に告示 浦安市長選
  4. 災害時帰宅困難者を 6ホテルらが受け入れ 災害時帰宅困難者を 6ホテルらが受け入れ
  5. 街の住みここち 浦安市2年連続で1位 街の住みここち自治体ランキング2022〈千葉県版〉 街の住みここち 浦安市2年連続で1位 街の住みここち自治体ランキ…
  6. Dr.竜の「診察ノー卜」 Dr.竜の「診察ノー卜」第72話: COVID-19ワクチン、3…
  7. 市庁舎のオイルダンパー 不適合な製品と判明 市庁舎のオイルダンパー 不適合な製品と判明
  8. Dr.竜の診察ノート Dr.竜の「診察ノー卜」第75話: オミクロン株の特徴について

新着記事

  1. 浦安市民の力でウクライナ支援 避難者とともに活動展開
  2. 浦安市長3選へ 内田氏出馬表明「やさしさつなぐまちづくり」
  3. スポーツを通して元気にすこやかに 浦安スポーツチャレンジ開催
  4. 三世代笑顔ウォーキング 旧江戸川周辺を歩く
  5. 宇野真仁朗選手 ソフトバンク4位指名 夢の舞台がスタート

浦安ふじみクリニック
さくら保育園
田中屋海苔店

江戸前佃煮 株式会社西金
どこに生まれても、生まれてきて良かったと思える社会へ! JAFS関東

PAGE TOP