1月からスタートした「ジャパンラグビーリーグワン」で、開幕戦を劇的勝利で飾った「NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安(以下、アークス)」は1月15日、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(以下、スピアーズ)と試合を行い、善戦するも、9対19で惜しくも敗れた。
会場は東京・秩父の宮ラグビー場。アークスにとって、試合開催の主導権を持つ今季初のホスト試合となった。
試合開始後、お互いの力量を計るファーストスクラムから、強制ペナルティーを勝ち取ったアークスは、オテレ・ブラックがペナルティーゴールを決め3点を先制した。
序盤、アークスはキックゲームも優勢で、リアム・ギルが見事なジャッカルを披露するなど、お互い好勝負を繰り広げた。
その後、スピアーズが先制トライを決め、3対3の同点に。前半18分には、猛烈な縦突進を受けてゴールを許し、3対10とリードされてしまった。
前半36分、リアム・ギルのパスから平井将太郎が突破。ここで相手の反則によりペナルティーゴールを成功させ6対10と追加点を挙げて前半を終えた。
後半4分には、オテレ・ブラックがペナルティーゴールを成功させ9対10と1点差とするが、相手もペナルティーゴールを決め9対13と再び4点差に突き放された。
その後、積極的に攻撃を仕掛けるがなかなか追加点を挙げることができないアークスに対し、スピアーズは28分に3点、終了間際の38分に3点を挙げ9対19で試合終了に。両チーム合わせて1トライのみのロースコアの試合となった。
アークスのシェーン・ゲイツ主将は「チームの良い姿を見せられる場面もありましたが、チャンスを決めきれないところも多かった。スピアーズとは5月にもう一度対戦するので、チーム一丸となって頑張っていきたい」と語った。