すべての人に優しい 千葉県の実現(12)
新型コロナウイルス感染症
小中高の休校要請やスポーツ文化イベントの自粛要請などが続く中、経済・観光業への大きな打撃、市民の皆様の不安は募る一方だとは思います。また、入学式や卒業式等の大切なイベントも思うようにはいかず、子供達も大変残念がっていることと感じます。千葉県議会としても「感染拡大の防止に向けたワクチンの開発や治療法の確立に早急に取り組むこと」など6つの項目を盛り込んだ意見書を国へ提出し、一日でも早く収束されることを心より願っております。感染者を増やさず、大切な人を守るためにも頑張りましょう。
8050問題
主に50代前後のひきこもりの子供を、80代前後の親が養っている状態を指す8050問題は、経済難による生活の困窮や社会的孤立、病気・介護といった問題により親子共々生活困窮になるリスクがあると言われております。これまで、ひきこもりは若年青年層の課題としてイメージされてきましたが、平成31年に、政府が中高年層を対象に初めて実施した全国規模の調査が公表され、40~64歳のひきこもりが全国で約61万人に上るという推計は大きな衝撃を与えました。千葉県議会では中高年が参加し易くなるような居場所づくりや、就労に限らない多様な社会参加の場を確保することなど、社会全体で受けとめるべき重要課題と捉え強化するよう国に意見書を提出しております。浦安市でも生活支援相談窓口にてひきこもり相談事業を実施しておりますが、連携し包括的な支援となるよう取り組みます。
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(プロフィール)
衆議院議員秘書を経て浦安市議会議員3期12年。
浦安ライオンズクラブ。防災士。。市川浦安地域獣医師会顧問。浦安市華道協会。
平成31年4月の千葉県議会議員選挙にて当選、現在2期目。