浦安駅周辺の将来像
浦安市議会 議長 西川(さいかわ)よしずみ
進化するまちづくり
現在市では浦安駅周辺の整備について、浦安駅周辺まちづくり取り組み方針の3つの柱である、「交通結節機能の強化」「商業の振興」「多様な都市機能の導入」を基本とし、「進化するまちづくり」を目指して検討を進めています。
アクセスの良さを活かして
大手町まで快速で16分。かつては陸の孤島といわれた浦安も、東西線の開通以降、格段に利便性が向上。日本橋、銀座、丸の内などは庭のようです。またメトロのネットワークで、都心の主要エリアには手軽に行くことが出来ます。こうしたアクセスの良さを背景に、起業家誘致が出来ないか、と考えます。
この間、インキュベーションオフィスを提案してきましたが、補助金として制度創設されました。お台場の「the SOHO」を視察しましたが、大変活気のある施設でした。さらに制度を拡大し、若手起業家を街として後押すること、またまちづくりに参画してもらえる環境を創れたらと考えます。
東の吉祥寺?
流山のおおたかの森は今、東の「二子玉」といわれ、大変活気が出ています。最近当代島に若手オーナーの飲食店が立て続けにオープンしています。また、浦安駅周辺には個性的な飲食店が数多くあります。「食」だけでなく、雑貨など、魅力的なお店が増えてくれば若い人たちの転入や来訪も増え、まちに活気が出てくるのではないでしょうか。こうしたまちづくりも、もともとアクセスが良いからこそ可能です。
商業活性化の鍵
また少しずつビジネスホテルも増えてきました。浦安駅周辺にもホテルが建設されると、飲食店にも活気が出てきます。飲食店の発展は、食材などの小売りの売上にも繋がります。舞浜や新浦安の各ホテルをまわる夜間限定のバスなども施策の一つとして有効ではないでしょうか。
安全安心、そして快適さ
それ以前に大事なのは安全安心、そして快適さです。浦安駅周辺の堀江、猫実といった元町地域は、県で唯一「地震時等に著しく危険な密集市街地」として国から公表されており、防災面に課題を抱えています。
現在市では新中通の延伸と、やなぎ通りのくい違い交差点の解消、そして浦安小学校などに安全に向かうための歩道の整備に向け事業を進めています。
次回はこちらについて取り上げたいと思います。
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