すべての人に優しい 千葉県の実現(6)

宮坂奈緒 議員

　国と県が連携し復旧を　

　台風１５号で被害を受けられました皆様に心よりお見舞い申し上げます。浦安市でも冠水や倒木等の被害を受けましたが、未だ県内にはライフラインに不便を強いられ苦しい生活を送っていらっしゃる方がおります。自衛隊や東京電力の尽力で復旧は進んでおりますが、今後被災者の生活や産業の再建に向けた取り組みを進めていく方向へと変わりつつあります。

　ちば自民党では、緊急災害対策本部を立ち上げ５３名の自民党県議が、班に分かれ被害対策現地調査を行い、細かな報告と共に情報共有し、窮状を国へ要望致しました。その結果、激甚災害が指定されました。

　危機管理を徹底する　

　被害対策現地調査では、私も八千代市や習志野市のビニール農家の方からお話しを伺い、この野菜は浦安市のホテルや学校にも出荷されているものだと知りました。今回農林水産業については過去最大級の被害額と言われており、浦安市に農地はありませんが、他人ごとではないと痛切に感じました。今後、県への申し入れや国への緊急要望の取りまとめを政務調査会で行うことになり、私も政策審議委員として被災者に寄り添い、人的・物的支援を徹底し、復旧を前に進めてまいります。

　今回のような県民生活に重大な影響を与える、未曾有の自然災害を完璧に防ぐことは容易な事ではありませんが、減災の観点から【事前災害対策本部】を立ち上げ、災害発生前に危険な個所は対応し、少しでも安心できるような危機管理体制が、今後重要になってくると考えております。

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（プロフィール）
衆議院議員秘書を経て浦安市議会議員３期１２年。
自由民主党千葉県支部連合会女性局長。
浦安ライオンズクラブ。浦安市華道協会。
平成３１年４月の千葉県議会議員選挙にて当選、現在２期目。