《はればれ運転》でいきましょう!
「交通事故を防ぐ」
昨年、飲酒運転根絶に向けた県議会の取り組みをこちらで記載させて頂きました。今回は、高齢者の交通事故を防ぐための取り組みについてです。危険を避けるため、運転する時と場所を選択し、運転能力が発揮できるよう心身や環境を整え、加齢に伴う運転技能の低下を補うような運転方法を「はればれ運転」と呼んでいます。これは千葉県独自の名称となり、警察庁では補償運転として推進しています。
千葉県の交通事故発生状況は、令和2年11,886件、そのうち65歳以上は3,014件となり、全年齢層の交通事故発生件数が、年々減少傾向にある一方で、高齢運転者による交通事故件数はほぼ横ばいで推移しています。そのため高齢者運転事故の構成率は、過去5年間を見ても年々増加傾向となっています。
「#8080の活用を」
病気や認知機能の低下等で運転を続けることに不安を感じたら、安全運転相談窓口「シャープ はればれ」をご活用下さい。高齢者ドライバーの安全な運転と交通事故を防ぐため、千葉県警では、運転免許業務の多様化や、高齢運転者教育等の強化の必要性を踏まえ、高齢運転者関係の業務に対応する係の新設等により、高齢運転者部門の体制を充実強化しています。また浦安市では、高齢者運転免許証自主返納サポート事業がスタートしていますが、千葉県においても自主返納者に対する支援措置の拡充を企業等へ働きかける等、運転に不安のある高齢者の皆様が、自主返納しやすい環境づくりを進めています。
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(プロフィール)
衆議院議員秘書を経て浦安市議会議員3期12年。
浦安ライオンズクラブ。防災士。。市川浦安地域獣医師会顧問。浦安市華道協会。
平成31年4月の千葉県議会議員選挙にて当選、現在2期目。