ブリオベッカ浦安・市川(以下、浦安)は6月7日、日本フットボールリーグ(JFL)第11節の試合で、ミネベアミツミFC(以下、ミネべア)と対戦し、後半に2点を挙げて快勝した。

試合会場は浦安のホームスタジアムの一つ・千葉市のフクダ電子アリーナ。
ミネベアは直近3連勝で6得点を挙げて快調を維持。一方、浦安は直近で1勝1分1敗と拮抗した試合を続けている。
試合序盤、ミネべアは積極的に攻撃をしかけてくるが、浦安は冷静にボールを奪って攻勢に転じる。試合開始から10分、浦安はボールを保持して相手ゴール前に再三攻め入るが、堅固な守りを崩すには至らず得点に結びつかない。
その後、浦安はフリーキックを獲得するなど、いくつかのチャンスはあったものの、生かすことができず、前半は両チームとも無得点で終了した。
後半52分、待望の均衡が破れるときが到来した。粘り強くボールをキープした浦安は、パスからヘディングでゴールへねじ込み、先制点を挙げる。その後も攻撃を緩めることなく、60分には技巧的なパスで抜け出し、冷静にゴールを決めた。さらに、選手を交代させるなどして追加点を目指す。
ミネべアも前線にボールを集めてゴールを狙うが、浦安が粘り強く跳ね返し続け、そのまま試合終了となった。
都並敏史監督は「今シーズン一番の内容で勝てたことは大変うれしく思います。『守備から入り、攻撃で遊ぶ』という我々の目指すサッカーをしっかりできたのではないかと思います。次の相手にも対策をもって自分たちの良さを出せるよう頑張っていきます。引き続き応援よろしくお願いします」と語った。
今試合の勝利で浦安は9位から8位に浮上。試合で勝利を重ね、更なる上位を目指してほしい。