2月20日に行われた「トップリーグ2021」の開幕戦で白星スタートを切ったNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下アークス)は、同月28日に宮城・ユアテックスタジアムで第2節のトヨタ自動車ヴェルブリッツ(以下トヨタ自動車)戦に臨んだ。
先蹴はアークス。スクラムで相手にプレッシャーをかけたが、自軍スクラムで反則のコール。トヨタ自動車がペナルティゴール(PG)で3点を先取。直後に三宮が敵陣ゴール前でジャッカルに成功して、レイドローのPGで3対3とした。
しかし、ここから主導権はトヨタ自動車へ。ミスからトライを取られた。さらに、自陣での反則により1PG、相手のビッグタックルから1トライを奪われ、3対18と15点のリードを許した。
アークスも反撃に転じ、敵陣ゴール前スクラムから、レイドローがロングパスを石井に通し、チーム初トライ。ゴールは失敗するも8対18と10点差に。その後、トヨタ自動車が17点リードして前半を折り返した。
後半序盤は、起死回生のトライとゴールキックの成功などで10点差になった。アークスの攻勢は続き、6点差(29対35)に詰め寄った。だが、終盤、反則で2連続トライを許して、29対47で試合を終えた。
ヒュー・リースエドワードヘッドコーチは、「相手に流れを与えてしまった。次の試合に向け、しっかり準備をしていきたい」と語った。