すべての人に優しい 千葉県の実現(7)
宮坂奈緒 議員
千葉の魅力を全力発信
千葉県では、観光資源や農林水産物など千葉の魅力を、全国及び世界に向けて情報発信し、千葉のブランド力を高めていくため、千葉の魅力発信推進本部を設置しています。落花生【Qなっつ】や、いちご【チーバベリー】など、千葉県のオリジナル新品種や【房総ジビエ】など新たな食材を活用した販売促進に加え、全国有数の米所であり、東日本で一番の早場米の産地となっています。そこで幅広い世代に千葉県産米を食べていただけるよう新品種を開発し、今年7月に197件の中から、愛称を【粒すけ】と決定しました。粒すけは、令和2年春から一般栽培が開始され、同年秋に本格販売予定です。
ふるさと納税について
9月定例県議会では、一般質問に初登壇しました。その中の一つにふるさと納税を取り上げました。ふるさと納税は所得税や住民税の還付・控除が受けられます。都市部から地方へ税収が流出している自治体もあり、行政サービスの低下につながるとの声もあります。本県への寄附金は、平成30年度7件で約219万9千円となっている一方、他団体への寄附により控除された本県の個人県民税は、平成30年度は約16万9千人で約48億3千万円となっており、千葉県も同様であると危惧しております。減収分の 75%は交付税で補てんされることになっているため、平成30年度は実質12億ほどの減収です。12億円あれば、行政サービスや教育の向上にもっと充当することが可能であると、ふるさと納税制度の見直しを提案しました。
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(プロフィール)
衆議院議員秘書を経て浦安市議会議員3期12年。
浦安ライオンズクラブ。防災士。。市川浦安地域獣医師会顧問。浦安市華道協会。
平成31年4月の千葉県議会議員選挙にて当選、現在2期目。